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第6回FEC×GNLF合同会議を開催

国内の催し

2015年03月27日更新

日仏学生フォーラムの発表

日仏学生フォーラムの発表

MPJ Youthの発表

MPJ Youthの発表

京論壇の発表

京論壇の発表

開催風景

開催風景

とき

平成27年(2015)2月28日(土)14時〜17時

ところ

JICA東京国際センター

内容

民間外交推進協会(FEC)と学生団体グローバル・ネクストリーダーズフォーラム(GNLF)は2月28日、JICA東京国際センターにて6回目となるFEC×GNLF合同イベントを開催した。このイベントは、各界リーダーと学生との交流を通じ、世代を越えて真剣な議論を行いたいというGNLFからFECへの提案をきっかけに生まれたもの。イベントにはGNLFを含め6つの学生団体(下記に団体詳細)が参加し、平成25年6月から2年間全6回に渡り「日本の位置を再考する」を大テーマに、外交、安全保障、経済等のテーマごとに各界から講師を招き、講演や学生達とのディスカッションのスタイルを基本としている。今回が「日本の位置を再考する」を大テーマにするイベントとしては最終回になり、総括が行われた。総括は過去のテーマから3つを選び、各参加団体がテーマに沿って発表を行い、その後ディスカッションを行った。講演に先立ち、湯下博之FEC専務理事が「2年間に渡り行ってきたシリーズも今回が最終回を迎えた。GNLFを初め、諸団体とここまで来られたことを大変嬉しく思う。今日は総括ということで、これまでと違いディスカッションがメインになり、学生団体全てが一緒に取り組む形になると思う。今日のディスカッションが実り多いものになり、来年度以降の新たなイベントに繋がれば幸いだ。」と挨拶。続いて、片岸雅啓GNLF会頭が「今回が最終回だが、これまで参加した方々に感謝したい。現在第2弾の企画も進んでいるが、気持ち良く第2弾に繋がるように盛り上げて頂きたい。」と挨拶を行った。その後、「経済大国としての日本」、「平和的軍事大国としての日本」、「アジアの中の日本」の総括のため、日仏学生フォーラム、MPJ youth、京論壇が独自のテーマで発表を行った。また、それぞれの発表の後、ディスカッションを行い、学生間から多くの質問や意見が出され、予定した時間を上回るほど盛況のもと終了した。「日本の位置を再考する」を大テーマにイベントをするのは今回が最後だが、来年度は新たなテーマを据え、第2弾のイベントを行う予定。

 

今次イベントに参加した学生団体(あいうえお順)

・HCAP東京大学運営委員会

Harvard College in Asia Program ( HCAP ) 東京大学運営委員会は今年で9年目を迎える。将来世界のリーダーとなる学生達をつなぎ,未来に向けたパートナーシップ(=Human Network)を築くことを目的とし、毎年選抜を経た12名前後の東京大学の一年生がハーバード大学との短期交換留学プログラムを開催している。HCAPでは示されたテーマのもと、1月にハーバード主催のカンファレンスに参加し、3月には彼らを日本に招き、カンファレンスを企画・運営している。

 

・MPJ Youth

MPJ Youthは、アフリカの貧困削減を支援し日本におけるアフリカの広報につとめる認定NPO法人ミレニアム・プロミス・ジャパン(MPJ)の活動に賛同する学生たちによって構成される団体。2009年3月アフリカ・モザンビークに派遣された学生を中心に結成された。 設立以来、アフリカが抱える様々な課題の解決に貢献することを目指して週1回勉強会を開催し、また、年1回アフリカで研修を行っている。

 

・京論壇

靖国問題を契機とした日中関係の冷え込みに際し、2005年に北京大学と東京大学の学生により結成された国際学生討論団体。毎年9月下旬から10月上旬にかけて互いの国に1週間ずつ滞在し、日中間に横たわる様々な問題について本音をぶつけ合い、朝から晩まで徹底的に議論する。今年度の議題は「教育」「社会保障」「労働」の三つで、東京滞在最終日には、議論の成果報告会も開催した。

 

・GNLF

これまで日本と学生交流が少なかった国々から一線の大学生と教授を集めた国際会議の開催を中心的活動とする学生団体。日本人が世界の中で闘い生き残ってゆくために不可欠な「グローバルな知見」「グローバルな経験」「グローバルな人脈」を、各国を代表する研究者・経済人などの講義と各国を代表する学生同士のディスカッションなどを通じてもたらすことを目的に2010年に設立された、一昨年は東京で「教育」を、昨年度はブルガリアで「格差」テーマに本会議を開催した。

 

・日仏学生フォーラム

学生の交流を通じて日本とフランスの相互理解を深め、日仏の架け橋になる人材を育成するため設立された。日仏文化交流の中心となっている公益財団法人日仏会館が主催し、学生が実行運営する学生交流プログラム。

 

・日中学生会議

外務省・(社)日本外交協会共催の全国学生国際問題討論会「ザ・フォーラム」の入選者により発案されたが、その後、日中関係に関心のある日本人学生有志が1986年に実行委員会を設立したのが始まり。1987年夏、中国・北京において第1回日中学生会議[本会議]を開催し、今回で32回目の開催となる。

毎年8月に行われる本会議では、中国人学生との共同生活や、様々な討論・交流を通じて、日中両国の学生の相互理解を深めている。その他勉強会や、講演会・シンポジウムの開催なども行い、議論するのに十分な知識を深めている。

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