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加藤達也・産経新聞社会部編集委員をお招きし第203回国際問題懇談会

国際問題懇談会

2017年05月01日更新

韓国の現状と日韓関係の未来

加藤達也・産経新聞社会部編集委員

加藤達也・産経新聞社会部編集委員

とき

平成29(2017)年4月19日(水) 14:30~16:30

ところ

国際文化会館 地下1階「樺山・松本ルーム」

内容

FECは4月19日、産経新聞ソウル支局長として長年に渡り韓国の政治、経済を取材された産経新聞社会部編集委員の加藤 達也氏をお迎えし、「韓国の現状と日韓関係の未来」をテーマに第203回国際問題懇談会を国際文化会館で開催した。朴槿恵前大統領が、いわゆる崔順実ゲート事件に端を発した民間人の国政介入疑惑における収賄罪で失脚したことにより、5月に次期大統領選が実施される韓国。各候補者はこぞって日韓慰安婦問題合意の見直しを公約に掲げ、また、最有力候補の文在寅候補は親北・反日と言われており、大統領選の先行きが注目される。釜山日本総領事館前には新たな慰安婦像が設置されたことにより、日本政府も駐韓大使の一時的召還、日韓通貨交換(スワップ)協定協議の中断など強硬な対抗措置に出るなど、日韓関係は一段と悪化している。冒頭、松澤理事長が「加藤様にはご多忙な中、講演をお引き受け頂き感謝している。ソウル支局長として様々な経験を伺いたいと思っている」と主催者を代表してあいさつ。加藤講師は自身が在宅起訴(後日無罪)された韓国地検による名誉毀損起訴事件の話題を中心に、大統領選を前にした韓国の現状や北朝鮮問題について講演を行った。講演後は今後の日本と韓国の行方や日本と韓国の国民情緒の違いなどの質疑が活発に行われた。

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