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第14次ベトナム訪問団の報告会を開催

ベトナム 日越文化経済委員会 海外訪問団

2020年04月02日更新

とき

2020年2月12日(木) 14:00~16:00

ところ

如水会館

内容

FECは2月12日、如水会館にて昨年12月1日から7日まで派遣した第14次ベトナム訪問団の報告会を開催した。報告会には、訪問団団長の尾ノ井芳樹FEC日越文化経済委員会委員長(電源開発㈱取締役副社長執行役員国際事業本部長)はじめ団員、FEC役員、会員等20名が出席した。
まず、松澤建FEC理事長が「FECは毎年訪問団を派遣しており、今回の訪問団も外務省や在日ベトナム大使館、在ベトナムの日本大使館、総領事館に多くのご協力をいただき、充実した面談ができた。両国の友好親善は元より経済・文化・芸術においても重要なベトナムとの相互の発展に努力していきたい。今回団長を努められた電源開発㈱尾ノ井芳樹副社長に敬意と感謝を申し上げる」と挨拶した。続いて、尾ノ井団長が、①ベトナム経済概況と展望、②インフラ事業の財政と民間資金(今後のマクロ運営、国営企業民営化と株式市場の加速化、インフラ資金)、公共事業(交通・上下水道・住宅インフラ整備)、民間投資事業(インフラ部門の投資対象、PPP新法案等)、③.国際バリューチェーンビジネスの工業団地(ハイフォン市の成功、日系進出企業の感想、今後の展開と課題)、IT(デジタル経済への認識、今後深化が明らかになる分野における機会)、④ベトナム最大都市ホーチミンの状況(日本ODAの重点地域等)、⑤人材育成と課題(現地日本企業の生産現場の立場、ソフト産業の人材育成、日越の人口分布の相違と技能労働者政策)、など詳細な報告を行い、ベトナムのインフラ整備への民間の関与としては、「高度成長への大きな資金需要を背景に、民間資本と技術投入により相互の利益と投資環境の一層の整備と明確化が期待される。ベトナム市場は日越両国の産業にとり大きな意義がある」と述べた。

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