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ロシア大手石油会社労組委員長が笹森前連合会長を表敬

ロシア 日露文化経済委員会

2006年06月26日更新

来日のロシア連邦タタネフト社のG・ヤルリン委員長と労働問題懇談会(18年7月7日)

内容

 東シベリアパイプラインなど日ロ両国においてエネルギー協力のあり方が話し合われる中、ロシア大手石油会社のタタネクトのG・ヤルリン委員長が7月7〜9日来日。委員長は7日午後、FEC評議員会副議長の笹森清前連合会長を表敬。東京都内のホテルで日ロ労働問題交流の会談を行った。FECから埴岡副理事長が、在日ロシア大使館副領事も同席した。

笹森前連合会長と握手するヤルリン委員長、埴岡副理事長(右端)=ホテルオークラ東京で

 


ロシア・スヴェルドロフスク州知事の訪日団一行を歓迎

■ ロッセリ・スヴェルドロフスク州知事一行を迎えてFEC日ロ経済懇談会(18年6月26日)

FEC日露文化経済委員会(委員長・内藤明人リンナイ(株)会長)は6月26日昼、ロシア・スヴェルドロフスク州知事を団長とする訪日団一行を迎え、都内で歓迎昼食会を開催した。同州の州都はエカテリンブルクで、今年7月のFECロシア経済事情等調査団が訪問先として予定している。

一行は外務省に塩崎副大臣訪問を終えて45分遅れで到着。都甲岳洋元駐ロシア大使の出迎えにより、FEC役員の歓迎を受けた。28〜29日は、名古屋の工作機械メーカー数社を訪問した。
【都甲岳洋元駐ロ大使の歓迎あいさつ】
ロッセリ知事の来日を歓迎する。スヴェルドロフスク州は冷戦終結までは地図になかったロシア最大の産業・工業都市である。エリツィン元ロシア大統領は同州の州知事であった。

ロッセリ・スヴェルドロフスク州知事
ロッセリ・スヴェルドロフスク州知事を迎えての歓迎懇談会でロッセリ州知事と埴岡FEC副理事長が本音の意見交換を通じて談論風発の場となった=東京プリンスタワーで
【州知事のあいさつ要旨】
わが州はソ連時代は秘密地域で、日本にはその名前が知られていなかった。ゴルバチョフ大統領(当時)が91年に開放し地図の上に都市名が初めて出ることになった。
ロシアでは有名な産業地帯として知られ、産業都市としてはロシアで第3番目。16万の、大・中・小様々な企業が存在している。他の地域と対比して一番の特徴は、産業に必要な資源があること。800万トンの生産力を有する製鉄所があり、アルミは36万トン、銅は35万トン、また鋼管も生産し、世界第2位の生産量を誇っている。世界最大のチタン工場もある。昨年、わが州には45億ドルの外国からの投資があった。
わが州は日本の企業に大変に関心がある。工作機械、電機、木材、そして自動車など。米国、西欧各国も訪れ多くの企業を訪問したが、私は日本の企業とぜひ協力したい。その理由は、日本の企業の技術が優れているからだ。

 


プリマコフ・ロシア商工会議所会頭を迎えFEC夕食懇談会等開催

■ プリマコフ・ロシア商工会議所会頭を迎えて(18年5月30日)

 知日派として知られている元ロシア首相で77歳の老練の士プリマコフ・ロシア商工会議所会頭が5月29日〜30日来日した。FECは30日夜、プリマコフ会頭を招き東京都内のホテルで夕食懇談会を開催した。FECからはドレスナーKW証券駐日代表でFEC日欧委員会副会長のジャン
フランソワ・ミニエ氏、日露委員長代行の都甲岳洋元駐ロシア大使と埴岡副理事長、及びオブザーバーとして大野功統衆議院議員・前防衛庁長官も出席した。ロシア側は、ペトロフ同会議所副会頭、アタビエフ露日経済協議会理事長ら5人が出席し、夜遅くまで本音を語っての懇談となった。
懇談では、両国の政治問題、東シベリアパイプライン、ロシアの外交政策、六者協議等が幅広く話し合われた。プリマコフ元首相は現職時代を振り返って、「当時の駐ロ大使の都甲氏は、私と会うたびに北方領土返還問題を発言していた」と述べ、都甲氏は「今日においてもその考え方と精神は同じだ」と発言した。

プリマコフ元ロシア連邦首相(左から2人目)を招いてのFEC夕食懇談会=東京都内のホテルで

 

■ リハチョフ・ロシア連邦上院議員を招きFEC昼食懇談会(18年5月31日)

リハチョフ・ロシア連邦上院議員(中央)を迎えてのFEC夕食懇談会=ホテルオークラ東京で

 FEC日露文化経済委員会は5月31日昼、来日中のリハチョフ・ロシア上院議員を招いての昼食会をホテルオークラ東京で開催した。都甲委員長代行は昨年10月の第2次FECロシア経済事情等調査団の訪ロに際しての受け入れについて謝意を表した。続いて、7月3日に出発する第3次同調査団の現地日程の打ち合わせを行い、併せてリハチョフ議員からもFECに対しての交流事業の提案説明を受けた後、昼食をともに意見を交換した。昼食会には在日ロシア大使館からコスティン参事官が同席した。 リハチョフ議員は5月26日に大阪に着き同市内でのセミナーに出席。京都も訪れ29日に東京で塩崎外務副大臣らと会談した。今回は昨年に続いて2回目の来日となった。

モスクワ州政府代表団がFEC役員を相次いで表敬

原大和証券グループ本社会長を表敬(18年4月3日)

モスクワ州代表団、大和証券G本社表記
  グロモフ露モスクワ州副首相を団長とする同州政府代表団は4月3日、東京・大手町の大和証券グループ本社にFEC副会長の原良也会長を表敬した。
面談にはFECから日露委員長代行の都甲岳洋元駐ロシア大使と埴岡副理事長も同席した。  冒頭に原会長が、本年7月に訪ロすることを交えて歓迎あいさつ。グロモフ副首相は、ロシア最大の消費地の同州の産業、経済政策についての説明を兼ねてあいさつした。続いて両者により約1時間にわたり両国間の経済関係強化の進め方を含めて意見交換を行った。原会長は、多くの日本企業でロシアに対する関心が高くなっていると述べ、グロモフ副首相は、日本企業の進出の受け入れとしての工業団地の整備には力を入れると強調した。

 

リンナイ本社を表敬、FECロシア経済セミナーを開催(18年4月6日)

 FEC日露文化経済委員会(委員長・内藤明人リンナイ(株)会長)は4月6日、リンナイ本社特別会議室でロシアのモスクワ州政府代表団を招き「FECモスクワ州投資セミナーを開催した。セミナーに先立ち、代表団は、内藤会長の案内で同社製品の展示室を見学した。
セミナーにはFECから内藤明人同委員長(リンナイ(株)会長)、委員長代行の都甲岳洋元駐ロシア大使、埴岡副理事長と法人会員の企業代表者ら50名が出席。モスクワ州側はグロモフ同州副首相と同政府の幹部ら8名が出席し質疑応答を行った。
リンナイ本社を見学
モスクワ投資セミナー
【グロモフ・モスクワ州副首相のあいさつ】
埴岡副理事長から、私どもモスクワ州は発展していると紹介していただいたが、今の段階で外国のパートナーを必要としている。モスクワ州はロシア全体に対して手本となる発展をしなければならない。
資本投資と外国投資の受け入れでは、国内のトップ3に常に入っている。州政府の策定したプログラムは順調に実施されており、去年だけで1万5500の新規企業が設立された。その多くは外国資本の参加によるもの。
モスクワはロシアの真珠と呼ばれるところで、モスクワを訪れていただけば、ビジネスだけでなく観光、レクリエーションでも素晴らしいところだと実感していただけると思う。
ぜひ皆様との協力関係が発展していくことを期待しています。


マルゲロフ・ロシア上院外交委員長を招き日ロ問題懇談会

来日を機にFECと意見交換(18年3月28日)

 

FEC日露文化経済委員会(委員長・内藤明人リンナイ(株)会長)は3月28日昼、日本政府の招待で来日中のロシア連邦院国際問題委員長(上院外交委員長)のマルゲロフ議員、フェティソフ同院金融市場・通貨流通副委員長ら議員4名、同事務局員3名と在日露大使館員3名の一行10名を招き日露経済問題懇談会をホテルオークラ東京で開催した。
開会時に元駐露大使の都甲岳洋同委員長代行が歓迎あいさつ。続いてマルゲロフ委員長が招きに対し一行を代表してFECに謝意を表し、その後、昼食を挟んで一行と佐藤晃一FEC副会長、埴岡副理事長が懇談した。
議員一行からは矢継ぎ早の質問が出され、主に金融政策を含めた経済問題に関することで、説明には日本銀行出身の佐藤副会長が当たった。日本の財政、税制度は、中央と地方の税の配分は、これからの日本の経済政策はどうするか等々。
マルゲロフ委員長と都甲委員長代行は、東シベリアの石油パイプライン問題について意見交換を行った。

一行は25日に成田に、25〜27日は京都。東京では麻生外相、谷垣財務相らとの会談、福田元官房長官ら日露議連の30名の国会議員と面談。東京証券取引所、築地の東京中央卸売市場等も視察し、30日に離日。


3月28日昼、ホテルオークラ東京でロシア上院議員団を迎えてあいさつする都甲岳洋FEC日露文化経済委員長代行・元駐ロシア大使


ロシア上院副議長を招き第46回ロシア問題研究会

駐日ロシア大使、公使ら幹部が揃って同席(18年1月12日に開会)

 

FEC日露文化経済委員会(委員長・内藤明人リンナイ会長)は1月12日夕、メゼンツェフ・ロシア連邦院(上院)副議長を招き、第46回ロシア問題研究会としての日露懇談会を東京全日空ホテルで開催した。副委員長は4人の連邦院副議長の中で最も若く、プーチン大統領の指示により設置した戦略策定委員会の総裁に就任している。

開会に際して埴岡FEC副理事長があいさつした後、FEC日露委員長代行の都甲岳洋元駐ロシア大使がロシア語で、日露両国は経済関係がより緊密になっていると歓迎あいさつと乾杯発声を行った。メゼンツェフ副議長は、FECの招待に謝意を表した後、「確たる哲学を持ったFECが両国関係の発展に貢献していることに敬意を表し、今後より一層その役割が高まっている」とあいさつ。引き続いて夕食をともに日露両国の交流のあり方を含めて、都甲岳洋委員長代行、FEC理事の唐澤佳長帝人(株)専務取締役らと幅広く活発な意見を交換した。

副議長はイルクーツク州行政府代表でもあり、同州への日本企業誘致やロシア経済政策等も話題となった。

副議長は、9月20日に開会のエネルギー問題と交通インフラの近代化がテーマの第4回バイカル湖経済フォーラムにぜひFEC代表団を招きたいと述べ、埴岡副理事長は「代表団の派遣に努力したい」と答えた。また副議長は、昨年訪日を終え帰国のプーチン大統領が議会の代表者をクレムリンに招き、今次訪日が大変成功であったことと小泉首相とは極めて率直な意見を述べ合う場となったことを力強く説明したことを紹介した。

ロシュコフ駐日大使、ガルージン公使、コスティン参事官ら大使館のトップ3人が同席し大いに盛り上がる懇談となった。閉会に際し埴岡副理事長から記念品を副議長に贈った。


メゼンツェフ副議長(中央)、ロシュコフ駐日大使(左)、ガルージン公使(右)=東京全日空ホテルで
あいさつする埴岡副理事長(起立)、右は都甲岳洋元駐露大使

 


※上記に関しての詳細は、月刊FECニュース紙面に掲載していますので同ニュースを参照して下さい。※現在、平成18年度上期(4〜9月)の各委員会主催の国別研究会の参加申込みを受付けしています。

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