English

津上俊哉津上工作室代表をお迎えし第86回FEC中国研究会を開催=FEC日中文化経済委員会

中国 日中文化経済委員会

2012年04月04日更新

中国の高成長は15年以降ピークアウトへ

津上俊哉津上工作室代表

津上俊哉津上工作室代表

第86回FEC中国研究会の開催風景

第86回FEC中国研究会の開催風景

とき

平成24年(2012)4月4日(木)12時〜14時

ところ

帝国ホテル東京「北京」

概要

平成24年4月4日(水)に津上俊哉津上工作室代表をお招きし第86回FEC中国研究会を開催

内容

FECは4月4日、津上俊哉津上工作室代表を招き、「中国経済の曲がり角」をテーマに第86回中国研究会を帝国ホテル東京で開催した。リーマンショックと欧州債務危機の後遺症を抱え欧米諸国の低迷が続く一方、中国は巨額の景気対策によりいち早く回復したが、格差拡大などの構造問題の解消は遅れており、今秋誕生する新政権の課題は重い。

開会に際して、FEC日中文化経済委員会副委員長の齋藤宏(株)みずほフィナンシャルグループ名誉顧問が、「津上講師は経産省、北京大使館勤務のほか中国ビジネス経験もあり中国の実相を語る第1人者。日中経済の相互依存度が高まる中で日本の関係者の中国観は複雑。メディアも両極の報道が多い。10年ぶりの政権交代、薄煕来解任事件も含め、率直な見解を期待したい」と主催者挨拶。津上講師は成長モデルの限界、少子高齢化問題、薄煕来失脚の背景などについて講演を行った。講演後は中華料理をともに出席者と共産党体制、人口問題、不良債権問題、社会情勢など、活発に質疑・意見交換が行われた。研究会には、谷野作太郎日中文化経済委員会顧問・元駐中国大使、岡崎真雄あいおいニッセイ同和損害保険(株)特別顧問、田中宏 (株)クレハ相談役、伊藤直彦日本貨物鉄道(株)相談役名誉会長、渡邊五郎森ビル(株)特別顧問らが出席した。

< 一覧へ戻る