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FECの国際協力事業 その一つとしては

FECの取り組み

2006年06月18日更新

ECPDの国際会議をFECが財政支援と後援

内容

 平成17年(2005)10月28〜29日、セルビア・モンテネグロの首都のベオグラードで開催された国連平和大学分校の欧州平和発展研究所学術会議(ECPD)が主催の「西バルカンにおける国内・内部異民族間の若いと宗教的寛容に関する国際会議」をFECは後援。さらには財政支援も行ないました。

 会議には日本政府、西バルカン域内各国、欧州各国、ロシア、米国の各国政府と、NATO、国連などの国際機関の代表者78名が出席した。日本は元国連事務総長特別代表の明石康政府代表と外務省関係者が出席しました。議長は都甲岳洋元駐ロシア大使(FEC日露文化経済委員長代行)が努めました。
 会議は、旧ユーゴ紛争後の西バルカン地域の紛争予防、和解等の平和を維持するために当事者はじめ関係国、機関の代表者が参加して平和維持に向けて活発な意見交換が行なわれました。会場は、旧王宮のベオグラード市庁舎。


旧王宮の市役所で開会された国際会議=ベオグラード

会場内正面に掲げられたFECの文字が入った看板
(左から明石康日本代表、ダディッチ・セルビア大統領、都甲岳洋同議長・元駐ロシア大使)

 FECは、国際社会の平和と繁栄に少しでも寄与するため上記のような国際会議の他、ロシア民主化支援プログラムなどの各国での各種の対外協力事業を積極的に企画実施しています。次のものはその一部です。

    国際無脊椎動物生殖国際会議の後援と財政支援(平成元年7月、名古屋)
    アジア農科系大学国際会議の後援(平成2年9月、名古屋)
    東京で開会の日本政府主催の第1回アフリカ開発会議の支援プログラムを開催(平成5年10月、浜松)
    ロシアより公営企業幹部を受入れ、民主化のためのソフト面研修プログラム(平成5年10月、東京)
    東欧の環境汚染の対策支援のための東欧環境対策フォーラムの開催(平成5年10月、チェコ・プラハ)

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