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ベールイ新駐日ロシア大使を招きFEC日露委員会幹部が着任歓迎会

ロシア 日露文化経済委員会

2007年03月09日更新

第70回FECロシア問題研究会 FEC日露文化経済委員会

歓迎あいさつの安崎前FEC日露委員長

歓迎あいさつの安崎前FEC日露委員長

答礼あいさつのベールイ新大使

答礼あいさつのベールイ新大使

とき

平成19年(2007)3月9日(金) 12時〜14時

ところ

ホテルオークラ東京・本館

概要

新駐日ロシア大使を招き着任歓迎会を開催。

内容

テーマ

2月17日に着任したミハイル・ベールイ新駐日ロシア大使は、着任後2月26〜28日に来日したフラトコフ首相、フリステンコ産業エネルギー大臣らロシア官民代表団の受入れ準備で多忙を極め、そのためFEC日露文化経済委員会主催の新大使着任歓迎会の開催が遅れて3月9日昼の開会となった。

内 容

FEC日露文化経済委員会(委員長 内藤明人リンナイ(株)会長)は、ベールイ新駐日ロシア大使の着任を受けて同大使を招き3月9日昼、ホテルオークラ東京・本館において就任歓迎会を兼ねてのFECロシア問題研究会を開催した。内藤委員長が海外出張、副委員長の原良也(株)大和証券グループ本社会長も国内出張のため、主催者を代表し安崎暁前FEC日露委員長・(株)小松製作所特別顧問が歓迎あいさつ、続いて都甲岳洋同委員長代行・元ロシア大使が乾杯の発声、その後昼食をともに和やかなムードで懇談した。

概 要

歓迎会は冒頭に埴岡FEC副理事長が2月28日昼のレヴィチン運輸相を招いての昼食会は定刻より1時間20分遅れの開会でロシア時間であったとふれて開会あいさつと進行により始まった。安崎前委員長は、FEC日露委員会の概要説明も含めて大使着任の祝辞を述べ、都甲委員長代行が、大使の任は重いので何かと気苦労が多いが自愛をと述べて日本酒での乾杯の発声を、続いて大使は「着任後複雑な思いである。大使の責任は重い。任を果たせるかどうかは日本の官民の皆様との交流がうまくいくかであるが、関係者の皆様のご協力をお願いしたい。FECの役割と仕事は高く評価しているし、特にFEC日露文化経済委員会の実績も評価している。FECの協力、支援を心からお願いしたい。」と述べ招待の謝意を表した。

続いて昼食をともに相互に本音での意見交換となり、都甲元大使は今日の経済分野における両国の交流発展はめざましいものがあるが、両国の大きな政治的課題(領土問題)についても解決しなければならないと発言。大使も「そのとおりだ」と述べた。同席のガルージン公使は通訳者・書記官の通訳を手助けして、特に公使としての発言はしなかった。出席者からは両国の交流のあり方、進め方について意見が出され、大使は一つ一つ丁寧に説明を行なった。出席のFEC役員は閉会後、大使の人柄と生真面目さを高く評価する声があった。出席の都甲、森敏光両元大使は、ベールイ大使がロシア外務省第2アジア局長在任中からの付合いであり、再会を喜んだ。

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