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若手ロシア人経済人のトランステレコム社長を迎えてのFEC日ロ経済懇談会

ロシア 日露文化経済委員会

2007年02月27日更新

第68回FECロシア問題研究会 FEC日露文化経済委員会

ロシア経済情勢と自社の戦略を説明のリパトフ同社長

ロシア経済情勢と自社の戦略を説明のリパトフ同社長

とき

平成19年(2007)2月27日(土) 17時〜18時半

ところ

ホテルオークラ東京・本館

概要

トランステレコム社長を迎えてのFEC日ロ経済懇談会。

内容

テーマ

経済発展が続くロシアの企業からの日本企業との提携、ビジネス交流を求める動きの一環としてFECがFEC法人会員の企業とロシア企業とのビジネス交流の出会いの場を設け両国の経済交流促進に寄与する。

内 容

フラトコフ・ロシア首相に同行して来日のロシア官民代表団の一員のセルゲイ・V・リパトフ トランステレコム社長から、来日前にFEC宛に依頼があり、同社の今後の事業戦略として日本企業との提携を促進したいので個別商談・企業紹介をとの要請を受けて一行が成田に到着した日の夕刻にビジネス懇談の場を設けた。同社長は同日夜、NTTコミュニケーションズ社との光ケーブル共同建設の覚書締結の協議を行った。

概 要

リパトフ社長ら6名は27日(火)昼にモスクワから成田に到着、その足で宿泊ホテルを経て会場のホテルオークラに到着した。リパトフ社長は44歳と若く旅の疲れも見せずにビジネス懇談の場に臨んだ。社長には同社副社長ら幹部が同行した。

埴岡FEC副理事長の歓迎あいさつに続き日ロ両出席者を順次紹介した後、懇談に移り、リパトフ社長が、暖かい歓迎に謝意を表した後、今回の来日目的は(1)NTTコミュニケーションズと同社の北海道・サハリン間の光海底ケーブルシステムの共同建設に関する覚書の締結、(2)同社の多角経営化の一環としての通信事業以外の分野に進出するに際しての日本企業との提携のための話し合いと述べ、続いて同社の沿革と今後の事業展開について説明した。引き続いて出席者間により質疑応答など協議を行った。

リパトフ社長は、ロシア企業家同盟(ショーヒン会長)の副会長としても日ロビジネス交流に力を入れている。帰国後、直に埴岡副理事長宛に訪日時の歓待への丁重な礼状を寄せるという国際ビジネスマンとしての横顔を示した。

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