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マンモハン・シン首相をお迎えし講演会を開催

インド 日印文化経済委員会

2013年06月17日更新

マンモハン・シン・インド首相

マンモハン・シン・インド首相

会長の挨拶を聞く首相夫妻

会長の挨拶を聞く首相夫妻

左から町村日印友好議員連盟会長、シン首相、森日印協会会長、金川民間外交推進協会会長

左から町村日印友好議員連盟会長、シン首相、森日印協会会長、金川民間外交推進協会会長

とき

平成25年(2013)5月28日(火)17時〜17時50分

ところ

ホテルオークラ東京「平安の間」

内容

 民間外交推進協会(FEC)は5月28日、公益財団法人日印協会、日印友好議員連盟と共催で、マンモハン・シン・インド首相をお迎えして、講演会をホテルオークラ東京で開催した。講演会には3団体の役員・会員、報道関係者ら約600名が出席した。

 シン首相は講演で、安倍総理が2007年8月、『二つの海–インド洋と太平洋–の交わり』と題して行ったスピーチにふれ、「インド洋–太平洋地域は多くの問題に直面している。相互依存関係が深まる一方で歴史認識の相違が残り、繁栄も各国内及び各国間の格差是正に繋がっていない。安定と安全の脅威も続いている。この地域の平和、安全と繁栄が永続する基礎を築くため、日印両国で協力したい」と次の3分野での協力を提案した。



1. 地域機構やフォーラムを強化すること。協議と協力の習慣が共通の原則を進展させ、問題に立ち向かえる。

2. より広く深い地域経済統合を促進し、連続性を強化すること。広範な経済発展が促進され、よりバランスのとれた地域的機構への貢献がなされる。

3. インド洋及び太平洋の海洋安全保障。国際法に従った航行と合法的商業活動の自由の原則を擁護し、海の持つ可能性を利用するため、より意識的に協力し、かつ海賊などの共通の問題に対処する。



 また、「世界は日本が成長のモメンタムを回復することに大きく依存している」と日本経済の再生に期待感を示した。



シン首相講演原稿(英文)


シン首相講演原稿(仮訳)

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