第87回FEC中東研究会のご案内
-----------------------------------------------------------
平素より本会事業に対しまして格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
さて、FECではバシール・モハバッド前アフガニスタン大使をお迎えして「第87回FEC中東研究会」を下記の通りで開催致します。皆様方のご参加をお待ち申し上げます。
-----------------------------------------------------------
テーマ アフガニスタンの現状と日本への期待
-----------------------------------------------------------
アフガニスタンの反政府勢力タリバンが、2021年8月15日、首都カブールに侵攻し大統領府を掌握した。トランプ前米大統領が、16年の米大統領選の公約でアフガニスタンからの米軍の撤退を掲げたことから、米国とタリバンは直接交渉を開始し、20年2月に和平交渉で双方が合意した。その後のバイデン政権もこれを引き継ぎ、21年9月11日までに米軍の完全撤退を完了すると表明していたが、この政策が、結果的に米国が支えてきたアフガニスタン政府を崩壊させる引き金となった。
タリバンによるアフガニスタンの掌握は、不透明な中東情勢に更に拍車をかける出来事になりかねず、今後の動きが注目される。
今般、今年1月まで駐日アフガニスタン大使として活躍されたバシール・モハバッド前アフガニスタン大使を講師にお迎えし、「アフガニスタンの現状と日本への期待」をテーマにお話を頂きます。
------------------------------------------------------------
講師 バシール・モハバッド前アフガニスタン大使
------------------------------------------------------------
アフガニスタン・カブール生まれ。1983年中京大学卒、85年名城大学修士（国際法）。90年から95 年カリフォルニアにある日本の自動車会社でセールスマネージャーとして勤務。2003年在日アフガニスタン大使館二等書記官・領事、04年一等書記官。07年日本大学博士（国際法）。07年駐日大使特別補佐官、10年代理大使、12年大使特別顧問。15年アフガニスタン外務省戦略研究所、外交政策・国際関係部長、16年在日アフガニスタン大使館副使(大使参事官)を経て、17年7月から21年1月まで駐日アフガニスタン大使を務めた。パシュトゥー語、ダリ語、日本語、英語に堪能で、現在も中国語とスペイン語を学んでいる。
-------------------------------------------------------------
日 時 令和3年(2021)年11月12日(金) 14:00～16:00 (13:30開場)
場 所 如水会館3階「桜の間」
内容 ① ご講演(80分) ② 質疑応答(25分)
参加費 （正会員）無料 /（賛助・個人・特別会員）3,000円 /
--------------------------------------------------------------
【お申込み方法】
１．申込フォームよりお申込み下さい。
【お申込み締切り：令和3年(2021)11月10日(水)午後5時まで】
申込受領後、事務局より「受付確認用紙」をFAX又はメールで送信します。当日ご持参ください。
２． ご参加費(会員以外)を下記口座にお振込み下さい。
【お振込先】みずほ銀行 丸ノ内中央支店（普通）No. 7053014「民間外交推進協会」
（注１）振込み手数料は各自でご負担、又、お支払いは開催日前日までにお願いいたします。
（注２）開会日含め３日前からのお取消しの場合は、返金致しかねますのでご了承下さい。
※は必須項目です。