第86回FEC中東研究会のご案内
平素より本会事業に対しまして格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
さて、FECでは田中浩一郎・慶應義塾大学大学院 政策・メディア研究科教授をお迎えして「第86回FEC中東研究会」を下記の通りオンラインで開催致します。皆様方のご参加をお待ち申し上げます。
-----------------------
テーマ 「イラン大統領選挙を受けた米国の対中東戦略」
-----------------------
トランプ前政権は、一方的核合意離脱と共にイラン制裁を復活させ、イラン国内では通貨リアルの暴落や激しいインフレなどが起こった。国民の窮乏ぶりと体制への不満は強まり、ロウハニ政権の権力基盤は弱体化し、革命防衛隊の影響力がかつてないほど強化されている。昨年の米大統領選でバイデン政権が新たに誕生し、イランでは制裁解除の期待が高まったが、現段階では目に見える形での融和策には踏み切っていない。
今年7月に、穏健派のロウハニ大統領の任期が終了し、それに先立ち6月に大統領選が行われるが、米国がイランに対する大胆な融和策をとらない限り、強硬保守派の大統領が誕生する可能性が高いと見られる。バイデン政権の決断が次期イラン大統領選挙の結果、そして今後の中東情勢の行方に大きな影響を与えうる状況にあるだろう。
今般、中東情勢の専門家の第一人者である田中浩一郎・慶應義塾大学大学院 政策・メディア研究科教授を講師にお迎えし、「イラン大統領選挙を受けた米国の対中東戦略」をテーマにお話を頂きます。
-----------------------
講師 田中浩一郎・慶應義塾大学大学院 政策・メディア研究科教授
-----------------------
1961年東京生まれ。85年東京外国語大学外国語学部ペルシア語学科卒業、88年東京外国語大学大学院アジア第２言語修了、89年在イラン日本大使館 専門調査員、92年(財)中東経済研究所副主任研究員(後、主任研究員)、98年外務省国際情報局分析2課専門分析員、99年国際連合アフガニスタン特別ミッション政務官、01年(財)国際開発センター エネルギー・環境室主任研究員、04年(財)中東経済研究所 イラン・グループ主査 兼 主席研究員、05年(財)日本エネルギー経済研究所中東研究センターGM研究主幹、06年(財)日本エネルギー経済研究所 中東研究センターセンター長、GM 研究理事、08年(財)日本エネルギー経済研究所理事兼中東研究センター長、12年(一財)日本エネルギー経済研究所常務理事兼中東研究センター長、17年(一財)日本エネルギー経済研究所理事兼中東研究センター長。17年9月より現職。18年10月経済産業省臨時専門アドバイザー。
-----------------------
日 時 令和3年(2021)年7月8日(木) 14時00分～16時00分
場 所 オンラインZoomにて開催
内 容 ①ご講演(80分) ② 質疑応答(20分)
参加費 （会員）無料 / （非会員）1,000円
ご出席をご希望の場合は、令和3年(2021)7月5日(月)午後５時までにお申込みの上、非会員の方はご参加費を下記口座にお振込み下さい。
【お振込先】みずほ銀行 丸ノ内中央支店（普通）No. 7053014「民間外交推進協会」
ご講演のURLは開催日の1週間前を目途に別途メールにてご連絡いたします。メールが届かない方は当会までご連絡ください。
非会員で参加ご希望の方
（注１）振込み手数料は各自でご負担、又、お支払いは開催日前日までにお願いいたします。
（注２）開会日含め３日前からのお取消しの場合は、返金致しかねますのでご了承下さい。
【担当】 民間外交推進協会 松沢 聡 TEL 03-3433-1122 Mail seminar@fec-ais.com
令和3年(2021)5月吉日
民間外交推進協会
※は必須項目です。