
東亞合成株式会社 代表取締役会長CEO
髙村美己志 様
<会社概要>
東亞合成株式会社の創立は1944年。社会がめまぐるしく変化する中で、化学の力で未来を切り拓き、新たな価値を提供し続けてきた。瞬間接着剤の代名詞「アロンアルフア」を製造・販売する化学メーカーとしてつとに有名。
基幹化学品の安定的な供給で産業・社会経済の発展を支えるとともに、培った技術・経営資源を活かし、高機能製品の開発に注力。近年は、半導体・電子材料、モビリティ、メディカルケアの分野で、生活をより豊かにする製品を次々と生み出すなど挑戦を続けている。
弊社は2001年に法人会員として入会しました。そのきっかけは、当時、弊社のトップであった福澤文士郎が、「塩ビ工業・環境協会」の初代会長で、民間外交推進協会の初代会長としても知られる金川千尋氏からお誘いを受けたことです。
協会に期待していたことのひとつに、弊社が国際展開を模索する中、実務レベルの外交情報に触れられる環境を求めていたということがありました。
各国大使と直接対話するという、貴重な機会を得ることができました。その価値を最も感じたのは、訪問団による現地での対話です。海外進出の重要なヒントとなったと考えています。
各国の大使館を訪問し、駐日大使と会話することで、それぞれの国のリアルな情勢を知ることができました。「化学事業を通じて新しい幸せを届け、豊かな未来を創り出していく」ことが当社グループの社会的意義だと考えていますが、大使との直接的なコミュニケーションは、よりグローバルな視座を持つためにも大いに役立っていると感じています。
地政学、経済、法規制、環境といった国際リスクについて役立つ知見を得ることができています。これはグローバルに活動する企業にとって無視できない重要な要素で、市場選定に役立っています。
駐日大使との深く継続的な交流は、まさに“FECならでは”の独自性ではないでしょうか。挨拶程度の一時的な接触などではなく、時間をかけることで得ることができる信頼関係の構築は、得難いものだと感じています。また、政治・経済・文化にわたる広範なテーマ設定も大きな魅力です。
海外進出を計画している、成長段階にあるスタートアップや中堅企業の経営者などでしょうか。スタートアップの成長フェーズには、資金調達や開発が中心となるシード期、製品やサービスを展開しつつ市場検証するアーリー期、組織が拡大し始めるグロース期、M&Aなど事業が拡大していくレイター期があります。中堅のスタートアップ企業はグロース期にあるともいえ、海外を視野に入れているのであれば、FECへの参加で得ることは多いと思います。
一歩踏み出せば、新しい世界が広がる。
