民間レベルでの各国との関係強化及び国民各層の国際理解を深めるために昭和58年(1983)5月に設立された非営利国際交流団体(会長 金川千尋信越化学工業株式会社代表取締役社長、理事長 埴岡和正)。企業等の会員数1,500件。民間の活力を基盤に官界、外国代表などの参画を得ながら対外交流を推進し、民意を政府外交に反映し、外交の普及等の政府外交活動に対する国民の理解増進を通じて外交支援を実施し、併せて法人会員の企業の海外ビジネス展開等の国際戦略策定の一助を担っている。現在、事務局は東京都内、名古屋市内(中部)及び神戸市内(関西)にそれぞれ設置されて、業務を国内では全国的に展開し海外は世界各国との交流を図っている
1 企業の対外関係強化のための活動支援の母体的役割
平成8年(1996)度以降、日欧文化経済委員会、日印文化経済委員会、日中文化経済委員会、日露文化経済委員会、日アセアン文化経済委員会、日・中東文化経済委員会、日米文化経済委員会、日越文化経済委員会を設置し、二国(地域)間の経済交流の促進を通じて各国(地域)との友好関係の増進をはかっている。また、各委員会の法人会員の企業の役員、実務担当者を対象にカントリーリスクなどをテーマとした研究と国際事情理解増進の各種国別研究会を東京都内と地方都市のホテルで開催し、企業の海外展開の支援を含めて、企業の実務レベルの人材育成にも力点を置いている。さらには若手実務者を対象として各種講座も開催している。
委員会は、年1回各国(地域)への経済事情調査団を派遣し、各国の官民代表者と経済交流上の課題について意見交換と各国諸事情の調査を行なっている。今後も必要に応じてさらに各国との交流推進の委員会の設置を予定している。
2 各国政府要人を招きFECならではの催しを企画し経済交流を促進
| (1) | 各国への投資促進フォーラムを各国要人を招き企業代表者の出席下に東京及び大阪・名古屋等のホテルで開催 |
| (2) | 各国要人とFEC役員との小・中規模の経済問題懇談会を昼・夕食会を通じて催し人脈づくりに寄与している |
| (3) | FECの各国のカウンターパートの各機関との協力事業として国際経済フォーラムや展示会を各国で開催 |
3 外交・国際問題に対する理解の増進
| (1) | FEC国際問題懇談会の開催 FEC主催により毎月1回内外の識者、各国政府要人を招きわが国主要企業代表者との意見交換の場として開催。さらに外務省幹部らを迎えて、日本の外交政策などに広く理解を求める機会として活用されている。 |
| (2) | FEC国際セミナーなどの開催 広く国民の国際問題・政府外交に対する理解増進の一環として、駐日各国大使等の内外の専門家をゲストスピーカーとして、名古屋、関西などの全国の各都市において定期的に開催。聴講者は地方の各界代表、FEC法人会員の代表者。平成20年(2008)現在で、290回のセミナーを催している。 |
| (3) | 女性の国際意識向上と国際交流促進のLFEC国際フォーラムなどの開催 女性会員(愛称・LFEC)が主体となって国際意識向上と対外協力・国際交流を進めている。 |
4 海外と日本の地方との架け橋的役割
創立以来、来日の各国政府、民間ミッションの関係者を地方に招き、各種国際シンポジウム、セミナーとレセプションなどの歓迎行事を開催し、外国政府要人と日本国民とのふれあいの機会を積極的に設けてきた。そして外国企業とわが国企業との架け橋的役割も担っている。
| (1) | 特 色 FECならではの特色は、各種催しへの各界代表者、一般参加者の動員力で、常に数百名規模の歓迎行事、各種会議を開催する能力を有している。各国の元首級を招き多いときは千名規模の行事を開催した。 |
| (2) | 内 容 地方のFEC法人会員の企業等の代表的産業の視察、文化的催しなどの手配企画の能力を各地方本部も有しており、諸外国のあらゆる要求に応えることが出来ると海外からの期待が強い。さらには、在日各国政府公館、地方の自治体等関係機関、諸団体などとは常に連絡調整を密に行っている。外国要人の受入れに際しての態勢も整備され、その輝かしい実績も協会創立以来数多い。 |
5 その他法人会員サービス事業
| (1) | FEC名誉会員の駐日各国大使らをゲストとして招いて、当該国(地域)に対する理解増進と経済・文化交流の場として、各国とのより一層の交流促進に寄与している。各国大使の招宴の機会も多い。 |
| (2) | 外国の公的機関等人脈の紹介、情報提供の他、ビジネスチャンスともなる海外事情等調査団を国別委員会主催により毎年度各国に派遣している。さらには法人会員の個々の相談案件にも積極的に応えている。 |



