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画期的な’経済連携協定’

活動基盤強化

2006年12月27日更新

概要

ドミンゴ・シアゾンJr. 駐日フィリピン大使の2007年新春あいさつ

内容

ドミンゴ・シアゾンJr. 駐日フィリピン大使

ドミンゴL・シアゾンJr. 駐日フィリピン大使


 新たな繁栄の年を迎えるにあたり、FECの会員および日本の皆様に新年のお祝いを申し上げます。
 また、FEC創立25周年のお祝いを申し上げると同時に、様々な領域で活躍されている会員の皆様の間で、外交に関する理解と友好を推進するためFECの絶え間ない努力を称えたいと思います。
 2006年に、フィリピンと日本は、外交樹立50周年を祝い、日比友好年にも指定されました。二カ国間の経済関係は、2006年9月9日にアロヨ大統領と小泉純一郎総理大臣によって調印された日比経済連携協定によって、いっそう強固なものになりました。協定は、両国における貿易および投資の機会を拡大するものであり、経済協力において画期的な出来事であります。
 日比友好年には両国で行われた文化的行事を通じて、日比両国の人々の間で、相互の触れ合いと相互理解が促進されました。たとえば、2006年11月11・12日に日比谷公園で行われた「フィリピン・フェスタ」と呼ばれる野外の文化と音楽の祭典や、同日に東京グリーンパレスで行われた第一回フィリピン研究会議などがあります。

 現在フィリピンがASEANの議長国であることも、日本がフィリピンのみならず、他の東アジアの国々と関係を深めるのに良い機会となっております。安倍晋三内閣総理大臣による2006年12月8・9日のマニラ公式訪問は友好年のクライマックスを飾るにふさわしい出来事でした。
 2007年は、二カ国間の友好と連携の絆がさらに強固で新たなものとなり、日比関係にとって実り多い年となると信じております。


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