English

サン・ベトナム共産党書記局常務をお迎えし歓迎朝食会を開催

ベトナム 日越文化経済委員会

2011年06月02日更新

サン・ベトナム共産党書記局常務とFEC役員で率直な意見交換を行う

チュオン・タン・サン・ベトナム共産党書記局常務

チュオン・タン・サン・ベトナム共産党書記局常務

歓迎朝食会の開催風景

歓迎朝食会の開催風景

とき

平成23年(2011)6月2日(木)8時〜9時30分

ところ

ホテルニューオータニ「edo Room」

概要

6月2日(木)にサン・ベトナム共産党書記局常務をお迎えし歓迎朝食会を開催

内容

民間外交推進協会(FEC)は6月2日、外務省賓客として来日中のベトナムのチュオン・タン・サン共産党書記局常務一行を招き、歓迎朝食会をホテルニューオータニで開催した。7月にベトナム国家主席への昇格が内定しているサン共産党書記局常務は、経済・産業政策に精通した改革派の有力者。党・政府における知日派の代表格で日本の政財界との交流も多い。歓迎懇談会にはベトナム側17名、FEC役員ら17名が出席した。

開会に際して松澤 建FEC理事長より、「サン書記局常務の次期国家主席内定にお祝い申し上げる。FECは日越経済・文化交流の促進に取り組んでおり、今週もフック計画投資大臣ご出席の下、在日ベトナム大使館と共催で日越経済問題等協議会を開催し、有意義な意見交換を行った。年度内にFEC調査団を派遣し貴国との信頼関係を更に深めたい」と主催者挨拶。サン共産党書記局常務は答礼あいさつで、「日越協議会は有意義な活動だ。昨日松本外相との会談で、「戦略的パートナーシップ」の推進と両国関係の強化で一致した。両国関係のモデル・ケースとしてFECとの関係を発展させ、日本の存在感をベトナムの国作りの中で明示したい。大震災に対して哀悼の意を表明するとともに、ベトナム国民の連帯感を伝え、微力ながら日本の復興に協力したい。FECの発展と経済関係の拡大を祈念し、近い将来ハノイで調査団の皆様とお会いしたい」と語った。前田貴俊FEC事務局長の進行で懇談に入り、FEC側の出席者からベトナム事業拡大への期待等が述べられ、原子力発電所計画、FTA、グレーターメコン開発計画等の意見・質問に対して、サン共産党書記局常務は率直に状況を説明し、所感を述べた。

<ベトナム側の主な出席者>

サン共産党書記局常務、フック計画投資大臣、ミン党中央委員、バリア・ヴンタウ省党書記、タイン党中央委員、ハイフォン市党書記、ソン党中央委員、外務次官、ハー党中央委員、ホーチミン市党副書記、ビン駐日ベトナム大使、フン党対外委員会副委員長ら17名。

<FEC側の主な出席者>

松澤建FEC理事長、湯下博之FEC副専務理事、佐々山拓也外務省南東アジア第一課長、生田正治(株)商船三井最高顧問、田中宏(株)クレハ相談役、岡崎真雄あいおいニッセイ同和損害保険(株)特別顧問、古森重隆富士フィルムホールディングス(株)代表取締役社長兼CEO、小林栄三伊藤忠商事(株)取締役会長、渡部賢一野村證券(株)執行役社長兼CEO、加瀬豊双日(株)取締役社長ら17人。

(田丸周FEC常任参与・油研工業(株)常勤監査役・記)

< 一覧へ戻る