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第2回FECベトナム問題研究会 第12回LFEC東京研修

ベトナム 日越文化経済委員会

2006年11月28日更新

グェン・カィン・ルォン在日ベトナム大使館参事官を招いての昼食懇談会

赤坂インターシティ2階「響」にて、講演するグエン在日ベトナム大使館参事官(中央)

赤坂インターシティ2階「響」にて、講演するグエン在日ベトナム大使館参事官(中央)

とき

平成18年(2006)11月28日(火)12時〜14時(2時間)

ところ

赤坂インターシティ2階「響」 東京都港区赤坂1-11-44

概要

第12回LFEC東京研修を兼ねて「グェン在日ベトナム大使館参事官による日越関係について」をテーマに第2回FECベトナム問題研究会。

内容

テーマ

グェン在日ベトナム大使館参事官による日越関係について

内 容

(1)高木恵美子関西LFEC幹事による開会の挨拶、(2)斉藤邦彦FEC理事長による主催者代表挨拶、(3) グェン・カィン・ルォン在日ベトナム大使館参事官によるご講演、(4) 昼食懇談会と質疑応答、(5) 荒川昭子名古屋LFEC幹事による記念品の贈呈、(6)豊川八千江東京LFEC幹事による謝辞

概 要

高木恵美子LFEC幹事の開会あいさつと講師のグェン・カィン・ルォン在日ベトナム大使館参事官の紹介に続きグェン参事官が、FECの日頃の日越交 流促進の尽力に謝意を表した後に次のとおり講演した。(要旨のみ)
日本とベトナムの関係は古くから友好関係にあり文化交流などさまざまな協力がなされていた。ベトナム戦争により一時国交は途絶えたが、最近20年は非常に安定した状態にある。現在日本は、ベトナムの最大の開発援助国であり一番大きな取引先である。日本からは昨年一年間に35万人の観光客がベトナムを訪れた。航空便も週に28便の直行便が日本からベトナムのハノイ、ホーチミンに飛んでいる。
日本とベトナムには文化の類似点も多い。日本もベトナムも中国の文化を色濃く反映しておりベトナム語は、現在はローマ字表記だが300年ほど前に宣教師が来るまでは漢字が使用されていた。ベトナムには宗教は様々な宗教が混在しているが、8割以上が日本と同じ大乗仏教である。
皆さんも来年3月にベトナムに行かれると分かると思うが、現在のベトナム、特に農村地方は50〜60年の日本の風景とよく似ている。国民の平均所得はおよそ700ドルと少ないが、物価の違いもあり実際には生活は豊かで落ち着いている。
ベトナムでは第2次大戦後、女性解放運動が盛んに行なわれたために、女性の社会進出、発言権がかなり進んでいる。現在の教員の9割が女性であるとこからも明かだ。
引き続いて講師に出席のFEC役員、LFEC会員が質疑応答を行った。(一部を掲載)

(Q) なぜベトナムは、大国であるアメリカ・フランス・中国に戦争で勝てたのか?
(A) 国民が一丸となって戦ったから勝てた。その分犠牲も大きかった。
(Q) どのくらいの日本企業がベトナムに入っているのか?
(A) 現在666社である。インフラの整備を強化しているので今後さらに増える予定。

 

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