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田中浩一郎(財)日本エネルギー経済研究所常務理事・中東研究センター長をお迎えし第61回中東研究会を開催

日中東文化経済委員会

2014年01月07日更新

田中浩一郎(財)日本エネルギー経済研究所常務理事・中東研究センター長

田中浩一郎(財)日本エネルギー経済研究所常務理事・中東研究センター長

第61回中東研究会の開催風景

第61回中東研究会の開催風景

とき

平成25年(2013)11月28日(木)14時〜15時半

ところ

第9興和ビル

内容

FECは11月28日、田中浩一郎(財)日本エネルギー経済研究所常務理事・中東研究センター長を招き、「中東情勢の行方」をテーマに第61回中東研究会を第9興和ビルで開催した。3年ぶりに直接対話を再開したイスラエルとパレスチナ。イランとの核交渉も暫定的には合意したが依然不透明であり、核開発に危機感を抱くイスラエルとの軍事的緊張も高まっている。イランの同盟国シリアでは内戦が泥沼化し、軍部とムスリム同胞団が対立するエジプトの政治情勢も不安定だ。混迷するアラブ・中東情勢の行方はどうなるのか注目される。FEC日中東文化経済委員会委員長の齋藤宏みずほフィナンシャルグループ名誉顧問が、「イランの核問題、シリア情勢など問題山積の中東だけに、非常にタイムリーな講演だ。時間は限られるが語りつくしてほしい」と委員会代表挨拶。田中講師はアラブの春以降の中東の現状について詳細な説明を行い率直な所感を述べた。講演後はシェール革命の中東への影響、シリアへの米国の軍事介入などの質問が和やかに行われた。懇談会には、須藤隆也FEC日中東文化経済委員会顧問・元駐イラン大使、岡崎真雄あいおいニッセイ同和損害保険(株)特別顧問、田中宏(株)クレハ相談役らが出席した。

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