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藤原帰一東京大学教授を招いての第5回FEC米国問題研究会を開催

FEC日米文化経済委員会=国際政治学の第一人者の藤原教授を講師に日米関係の今後を探究

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自信に満ちあふれた自説を述べる藤原教授
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大いに談論風発の場となったFEC米国問題研究会

と き

平成19年(2007)10月4日(木) 12時00分~14時00分

ところ

ホテルオークラ東京・本館「スターライト」

テーマ

「日本外交の課題=米国とアジアの間で」をテーマとして藤原帰一東京大学法学部法学政治学研究科教授が日米関係、日本外交におけるアジア、経済外交の展開、安全保障の展開等の各課題について自説を述べた。

内 容

 FEC日米文化経済委員会(委員長・徳川恒孝(財)徳川記念財団理事長)は藤原東大教授を講師に招き第5回米国問題研究会を開催。徳川委員長は「今次研究会では藤原教授より世界を動かしている最大の大国の米国の現状が今後の日本にどのような影響をおよぼしてくるのかを聞く機会としたい」と主催者あいさつ。続いて藤原教授が約1時間熱弁を振った。その後、昼食をともに講師を囲んで元駐米大使の斉藤邦彦FEC理事長はじめFEC役員、法人会員の企業代表者が質疑応答を行った。

概 要

「日本外交の課題=アメリカとアジアの間で」を演題とした藤原教授の講演要旨は次のとおり

□はじめに
 ・国内消費用の国際政治分析
 ・対米外交とアジア外交をどのように結びつけて考えるべきか
 ・安倍小泉政権の外交をどう考えるか
 ・日本外交の目的とリソースは何か

□日米関係
 (1)二つの政策課題/安全保障の確保・経済成長の条件・戦後問題研究会
 (2)日米安保の意味/核の傘・巻き込まれと置き去り・二国間外交への指向
 (3)ライバルとしてのアメリカ/同盟の代償・貿易紛争と日米関係・多国間秩序への指向

□日本外交におけるアジア
 (1)冷戦のアジア/封じ込め政策・力の均衡と核抑止・冷戦の継続
 (2)市場としてのアジア/雁行型発展とアジア・地域経済協力の形成
 (3)結節点としての中国/軍事大国としての中国・経済大国としての中国

□経済外交の展開
 (1)外交としての援助/経済援助の効用・米中接近と田中訪中・福田ドクトリンの形成
 (2)東南アジアの拡大/「選挙区としての東南アジア・APECとASEANプラス3
 (3)ASEANウェイ/イデオロギーの棚上げ・法化と拘束の拒否・政府協力の拡大

□安全保障の再浮上
 (1)経済外交の落日/被援助国の「卒業」・対中援助の「失敗」
 (2)ライバルとしてのアジア/アジア経済の成長・対中依存と日中競合・歴史問題の意味
 (3)北朝鮮危機の意味/イラク戦争と抑止力・安倍政権の北朝鮮政策・日本の影響力

□結び
 ---アメリカとアジアの間で
 質疑応答では □ISATによる後方支援 □拉致問題 □日米関係の現状を踏えての今後は?などの各問題について出席者から質問が出され講師との間で有意義な意見が交換された

主な出席者

徳川恒孝 FEC日米文化経済委員長・徳川記念財団理事長,内藤明人 リンナイ株式会社取締役会長,小長啓一 AOCホールディングス株式会社取締役相談役,野村吉三郎 全日本空輸株式会社最高顧問・前会長,岡崎真雄 ニッセイ同和損害保険株式会社名誉会長,松尾邦彦 国際石油開発株式会社代表取締役会長,北修爾 阪和興業株式会社代表取締役社長,神山茂 株式会社ジャステック代表取締役社長,ジャン・フランソワ・ミニエ ドレスナー・クラインオート証券会社東京支店取締役東京支店長,横田武美 株式会社竹中工務店元副社長,宮脇宗嗣 アール・ビー・エス証券会社東京支店特別顧問・前社長,八丁地隆 株式会社日立製作所顧問・前副社長,岩井睦雄 日本たばこ産業株式会社取締役常務執行役員,片倉邦雄 FEC日・中東文化経済委員長代行・元駐エジプト大使,菅野真一郎 みずほコーポレート銀行顧問,志賀哲夫 ヤンマー株式会社専務取締役,大西誠 株式会社日本航空インターナショナル執行役員東京支店長,四十物実 ANAセールス株式会社代表取締役社長,織田幾太郎 株式会社JTBベネフィット代表取締役社長,米澤泰治 米澤化学株式会社代表取締役社長,本間克己 株式会社ジーアンドエイチ代表取締役,北澤仁 財団法人吉田茂国際基金監事
斉藤邦彦 民間外交推進協会(FEC)理事長・元駐米国大使,埴岡和正 民間外交推進協会(FEC)副理事長・専務理事,前田貴俊 民間外交推進協会(FEC)企画事業部次長


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更新日: 2007年10月04日