FEC民間外交推進協会:活動状況:FECの役割と24年間の実績

HOME >活動状況:FECの役割と24年間の実績

FECの役割と24年間の実績

 国際理解と親善を深めるために24年前に設立された非営利民間団体(会長 金川千尋信越化学工業株式会社代表取締役社長、理事長 斉藤邦彦元駐米国大使・外務事務次官)。企業等の会員数1,500件。民間の活力をベースに官界、外国代表などの参画を得ながら対外交流を推進し、民意を政府外交に反映し、外交の普及等の政府外交活動に対する国民の理解増進を通じて外交支援を実施し、併せて法人会員の企業の国際戦略の一助を担っている。現在、事務局は東京都内、名古屋市内(中部)及び神戸市内(関西)に設置されて、業務を全国的に展開している。

1 国際問題に対する理解の増進

(1) FEC国際問題懇談会の開催
FEC主催により毎月1回内外の識者、要人とわが国主要企業代表者との意見交換の場として開催。さらに外務省はじめ各省庁幹部らを迎えて、政府の外交方針など政策や考え方に広く理解を求める機会として活用されている。
(2) FEC国際セミナーなどの開催
広く国民の国際問題・政府外交に対する理解増進の一環として、駐日各国大使等の内外関係者をゲストスピーカーとして、名古屋、関西、札幌などの全国の各都市において定期的に開催。聴講者は地方の各界代表、FEC法人会員の代表者と個人としている。
(3) 女性の国際意識向上のためのLFEC国際フォーラムなどの開催
PKO法案に対する日本女性の理解を深めることを初回の開催目的として始められた女性のための勉強会。今日では地方での女性の国際意識向上の格好の場となっている。女性会員(愛称LFEC)が主体となっての外国要人や外国人学生の受入れ、海外への女性ミッションの派遣、各国の福祉施設への寄付等の支援などの事業も活発化し、地域の女性が主体となって対外協力・国際交流を進めている。

2 企業の対外関係強化支援の母体的役割

 平成8年度以降、日欧文化経済委員会、日印文化経済委員会、日中文化経済委員会、日露文化経済委員会、日アセアン文化経済委員会、日中東文化経済委員会、日米文化経済委員会を設置し、二国(地域)間の経済交流の促進を通じて友好関係の増進をはかっている。今後も必要に応じてさらに各国との経済交流促進に必要な国別委員会の設置を予定している。また、各委員会の法人会員の企業経営者と実務家を対象にカントリーリスクなどをテーマとした研究と国際事情理解増進の各種研究会を東京都内のホテルで開催し、企業の海外展開の支援を含めて、企業の実務レベルの人材育成にも力点を置いている。さらには若手実務者を対象として海外ビジネスの各種講座も開催している。

3 海外と日本の地方との架け橋的役割

 この24年間、来日の各国政府、民間の各種ミッションの関係者を地方に招き、経済懇談会各種国際シンポジウム、セミナーとレセプションなどの歓迎行事を開催し、外国政府要人と日本国民とのふれあいの機会を積極的に設けてきた。そして外国企業とわが国企業との架け橋的役割も担っている。併せて外国企業の対日進出に際しての支援プログラムに基づき、外国企業の日本での円滑な事業展開が行われるように応援します。

(1) 特色
FECならではの特色は、各種催しへの各界代表者、一般参加者の動員力で、常に数百名規模の歓迎行事、各種会議を開催する能力を週している。これまでに多いときは千名規模の関係行事を開催した。
(2) 内容
地方の代表的産業の視察、文化的催しなどの手配企画の能力を各地方本部も有しており、諸外国のあらゆる要求に応えることが出来ると海外からの期待が強い。
さらには、在日各国政府公館、地方の自治体等関係機関、諸団体などとは常に連絡調整を密に行っている。外国要人の受入れに際しての体制も整備され、その誇るべき実績も創立以来数多い。

4 その他の法人会員サービス事業

(1) 前第1項のFEC国際セミナーにFEC名誉会員の在京各国大使(大半の国の大使)らを講師として招いて、当該国に対する利相増進と経済・文化交流の場とし、さらなる各国との交流促進に寄与している。
(2) 外国の公的機関等人脈の紹介、情報提供の他、ビジネスチャンスともなる海外事情等調査団を国別委員会主催により毎年度各国に派遣している。さらには法人会員の個々の相談案件にも積極的に応えている。

(注)本協会は、昭和58年(1983)5月1日に創立日とし、昭和60年(1985)7月6日を設立記念日としている。